喘息の検査
呼吸機能検査(スパイロメトリー)
スパイロメーターという機械を使い、呼吸機能を調べる検査です。息を思い切り吸ってから、勢いよく吐いたときに1秒間で吐ける量を「1秒量」といい、喘息の重症度の判定などに使用します。気道が狭くなっていると、「1秒量」が少なくなります。
1秒量の測り方
呼気一酸化窒素(FeNO)濃度測定検査
機械に直接息を吹き込むことで、気道の炎症状態を評価する検査です。
吐いた息の一酸化窒素(NO)の濃度を測定します。
FeNOが上昇した場合、気道が炎症を起こしていることを示しています。
血液検査
血液中の好酸球数、総IgE値、抗原特異的IgE抗体などを測ります。
好酸球数 |
数値が大きい場合、気道が炎症を起こしていると判断します。 |
総IgE値 |
アレルギーがある場合、数値が大きくなります。 |
抗原特異的IgE抗体 |
アレルギーの原因(ダニ、ペット、カビなどのアレルゲン)がわかります。 |
MAT-JP-2301956-3.0-07/2024